●409 御國の秋 みくにのあき 〇そよふくかぜにもすそかろく

 表題:御國の秋[御国の秋]
 読み:みくにのあき

 収録:(A)鈴蘭樂譜 成樂會 1924(T.13).10.16 ◎[A2-44] Copy=[P47]

 記譜:単声(伴奏付き) ヘ長調 2/4

 インチピット:ソ|ドソドミ|ドソソ|ドソドミ|ソ

 曲:不詳
 詞:犬童信蔵 ※1924(T.13.10)作詞

 ※秋の野山(A11)、獵夫の歌(465)と同曲


[詞] ※鈴蘭樂譜より

1.そよふく風に裳裾輕く 山辺に野邊に杖を曳けば
  色づく山柿(やまがき)ほほ笑む栗 御國の秋をかざる眞玉(またま)

2.見わたすかぎりはてもしらぬ 黄金の海の岸に立てば
  垂穂(たりほ)の頻波(しきなみ)しなへる粟 みくにの民をとます寶


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